和泉敏之の医療研究室

和泉敏之による医療に関するオンライン研究室!

英語教育の新たな目的論?

 英語教育における新しい目的論として次のアイディアをあげたいと思います。すなわち生成AIを使いこなす英語力を学習者が身につけるということです。

 

例えばチャットgptであれば、チャットgptに英語で正確に、自分の意思を伝えて質問することができる、またチャットgptの生成した英語を正確に読み取り、それに反応して、コミュニケーションを接続して行くことができる、ということが考えられます。

 

チャットgptにおける使用言語のほとんどが英語だと言われています。ですので、このメディアを英語による読み書き、あるいは口頭での英語を駆使して使いこなすことができる英語力というものを新しい英語教育の目指す英語力の一つのアイディアとして考えてみたい、そう思います。

 

例えばチャットgptでしたらほかの言語も使用できるため、複言語主義にもつながる考え方です。またチャットgptの回答を吟味する力はクリティカル・シンキングを使うことができます。単純な英語の運用能力ではなく、さまざまな力をともなった英語の使用を学習者が取り組んでいくことができると思われます。

 

このように新しい英語教育の目的論は英語そのものを勉強することのみならず、英語を使って何か行動してみる、何かを学んでみるという視野に立たなければならないのではないか、そう私は考えています。終わり。